最近のデラウェア州における企業価値算定手法について

 今日の最終講義には、様々な点で大変感銘を受けました。自分の勉強が足りないことを感じましたし、新しい示唆というものは幾らでもあるものだと感じました。最終講義の中で、最近のデラウェア州における企業価値算定手法について言及がありました。拙著『証券市場における情報開示の理論』80頁注205(弘文堂,2016)では、次の通り言及しています。

デラウェア州の裁判所は,価値評価の方法について,「金融業界で受け入れられていると一般に考えられている方法」と述べた上で,価値評価の技術革新に応じて,違った価値評価の方法を受け入れている。Weinberger v. UOP, Inc., 457 A.2d 701, 713 (Del. 1983); Global GT LP v. Golden Telecom, Inc., 993 A.2d 497, 517 (Del. Ch. 2010) (Strine, V.C.), aff’d, 11 A.3d 214 (Del. 2010) (資本コストの算定に際し,かつて衡平法裁判所が採用した歴史的なエクイティ・リスク・プレミアムではなく,長期的なエクイティ・リスク・プレミアムの期待値を採用した事例。裁判所は,専門家の新たな意見を採用することの意義について言及している).

 より詳しくは、同事件におけるTestimony of Petitioners’ Expert Witness, Paul A. Gompers, 2009 WL 8399149 (Oct. 15, 2009)をご参照下さい。

DVIファイルのPDFへの変換

私は,Macを使っています。dviファイルは,Mac Texを入れていると,dvipdfmxでpdfに変換されて,Skimで見ることができます。ただ,そのままだと,Spotlightの全文検索には,引っかかりません。

dviファイルでインデックスを作成するようにすることもできるのですが,より簡単な方法として,dviファイルを,pdfに変換する方法があります。Mac Texをインストールして,ターミナルからdvipdfmxが使えるようにしてから,次のコマンドで変換します。

ls *.dvi | xargs -L 1 dvipdfmx

LuaTeX-jaで縦書き

LuaTeX-jaで縦書き

縦書きの雑誌論文をLuaTeX-jaで書くためにしたことを纏めておきます。環境は、MacOS Sierra 10.12.2 + MacTex 2016です。

プリアンブル

\documentclass[11pt,tate,twocolumn]{ltjtarticle}
\usepackage[hiragino-pron]{luatexja-preset}
\usepackage{lltjp-geometry} 
\usepackage[left=30mm,right=30mm,top=35mm,bottom=30mm]{geometry} 
\makeatletter \def\@arabicz#1{% \ifcase#1 0\or 1\or 2\or 3\or 4\or 5\or 6\or 7\or 8\or 9\or 10\or 11\or 12\or 13\or 14\or 15\or 16\or 17\or 18\or 19\or 20\or 21\or 22\or 23\or 24\or 25\or 26\else\@ctrerr\fi} 
\def\arabicz#1{\expandafter\@arabicz\csname c@#1\endcsname}%123 全角 
\def\@zenkaku#1{% \ifcase#1 〇\or 一\or 二\or 三\or 四\or 五\or 六\or 七\or 八\or 九\or 一〇\or 一一\or 一二\or 一三\or 一四\or 一五\or 一六\or 一七\or 一八\or 一九\or 二〇\or 二一\or 二二\or 二三\or 二四\or 二五\or 二六\else\@ctrerr\fi}
\def\zenkaku#1{\expandafter\@zenkaku\csname c@#1\endcsname}%123 全角 
\renewcommand{\thesection}{\@zenkaku\c@section } 
\renewcommand{\thesubsection}{ \arabicz{subsection} } 
\renewcommand\thefootnote{\zenkaku{footnote}} \makeatother
  • .latexmk

.bibや.bstファイルは、uplatexのものを流用できました。

$latex = 'lualatex'; $pdf_previewer = 'open -a /Applications/Skim.app'; $bibtex = 'upbibtex'; $makeindex = 'mendex -U -r -c -g '; $pdf_update_method = 3; $pdf_previewer = 'open -a Skim'
  • latexmkの実行コマンド

    $ latexmk -pvc -lualatex FILENAME.tex