財産権制度の測定

himaginary氏による要約の和訳は次の通りです。

標準的な財産権の括りにおいて、異なる要素――所有権と譲渡権など――は都市開発などの結果にどのように違う形で影響するだろうか? 本稿は、確定していない財産権を都市の地価と密度の標準的なモデルに織り込み、土地と財産への投資、未登記の状況、および土地の利用の効率性に関して予測を行う。我々の実証分析では、190ヶ国の土地の登記と譲渡に関する制度データを、様々な都市の最終形態と結び付けた。実証結果は概ねモデルの予測と整合的であり、より大きくはデムゼッツ(1967)の財産権制度のアプローチと整合的である。実際のところ、我々は、譲渡を円滑化する制度の質が世界全体で時間と共に改善したことを立証した。

弱い所有権は、より良い住宅を建てたり、より多くの土地を保有したりするインセンティブを減じる。登記の制限と都市のスラムとの間の実証的な結び付きは、我々の理論に沿うものである。財産の譲渡可能性の制限は、職場と居住地のマッチングを難しくする。財産譲渡に必要な手続きの数と交通渋滞との間の実証的な結び付きもまた、我々のモデルと整合的である。我々はまた、住宅ローン金融の発達は登記と譲渡の両制度に依拠するが、特に後者に依拠することを示した。

via himaginary

Davis Polk, First Wave of Pay Ratio Disclosures Filed

Financials: 1:1 – 429:1

Health Care: 6.4:1 – 388:1

Industrials: 50:1 – 428:1

Real Estate: 14.84:1 – 111:1

Utilities: 55:1 – 190:1

Energy: 0.9:1 – 25:1

Information Technology: 46:1

Materials: 59.6:1

Telecommunications Services: 85:1

Statistical Sampling. No companies disclosed the use of statistical sampling for purposes of identifying their median employee.

もう二度と計量経済学に触れない学生への計量経済学の教え方

Marc Bellemare writes:

私が理解したところでは、この論文は、予測やデータ生成過程の適切なモデル化を教えるべきではない、とは言ってない。ただ、それを教えるのは、因果関係の推定や研究デザインの根底をなす、相対的に単純で、難易度が低く、それでいて同程度に有用な考えを教えた後にするべきだ、と言っているのである。

私の見たところでは、多くの学部生は計量経済学の別の講座を取ることは決してない。学部生を教える教師としての我々の仕事は、責任ある市民を育てることであって、研究者を育てることではない。私が思うに、単なる相関に基いてなされた因果関係の主張にだまされないことを教えるのが、学生にとってよりためになると思う。私にとってそれは、回帰にどの検定方法を当てはめるかを知るよりも遥かに重要な、批判的思考法の構成要素である。

via himaginary氏

ニューヨーク州の司法試験の合格率

学生に質問されまして、その際には記憶に基づいて答えたのですが、最近の統計を調べてみました。

The New York State Board of Law Examinersによると、2015年7月のニューヨーク州の司法試験の合格率は、次の通りです。

全受験者 受験者 合格者 合格率
米国ロースクール卒業生 7507 5450 73%
外国で教育を受けた者 3154 1045 33%
全受験者 10671 6496 61%

初回の受験者に限ると、次の通りとなります。

初回受験者 受験者 合格者 合格率
米国ロースクール卒業生 6533 5183 79%
外国で教育を受けた者 2051 861 42%
全初回受験者 8586 6045 70%